タイトルを見て何のこと?と思いかもしれませんが、競馬の話です。でもすごいことなんです。
このタイム。1頭の女の子(牝馬)が年上のお兄さん相手に勝ってさらに叩き出したタイムなんです。2着との着差は1馬身3/4、しかも2着は逃げた馬。だから普通なら逃げた馬が勝ってもなんら不思議のない展開をあっさりと差し切りとんでもないタイムをだしたのです。
なんでそんなに騒いでいるのか。ジャパンカップというレースは芝コース2400m。過去日本で一番速かった芝2400mのタイムが2分22秒1だったんです。
2分22秒を切るだけでも凄いといえるのにまさかまさかの2分20秒台。おそらく誰一人として想像していなかったタイムが目の前で出たのです。
そんな時計を出した馬の名は『アーモンドアイ』。来年おそらくいろんなところで見る名前ですので覚えておいてください。
そして・・・・ふと思ったことが。
実況者として・・・
ジャパンカップを実況した人で誰が一番最初にこの時計をしゃべっただろうか。単に2分20秒6だったでは済まされないのです。どう表現したのか聞き比べたい、そう思いました。
もし私がこの時計を触れたときに言ったであろう言葉は、
『異次元のタイム』
と表現していたのではないかと想像しました。