春に続いて夏も・・・。最悪の結果だ。本当にすべての高校3年生の野球部員があまりにもかわいそすぎる。
これで新3年生になってからは沖縄大会以外公式戦は行われず、1つも公式大会がないという事態に。
いや、本当にどう言葉をかけて良いかわからない。
私は春からずっと無観客なら甲子園大会はできると思っていてその考えは今も変わらない。移動は新幹線or飛行機orバスの中から選択すればよい。今はどの輸送手段もガラガラで他人から感染するとすれば自宅からもよりの移動手段だけだ。宿泊は1つのチームが1つのホテルに泊まるわけだから感染対策もまったく面倒ではない。そして宿舎からバスで甲子園まで移動をすれば感染リスクは低いはず。
日程も教育の一環という名目で確保することが難しいといういかにも「いいわけ」を盾に理由のひとつにあげた。それを調整するのが連盟じゃないのか。
ゼロリスクはない。それを承知の上で是非開催してほしかった。
春のセンバツは感染拡大のさなかにあったのでまだ理解できた。当然先にどうなるかはあるが、現時点では少なくなっているのは間違いない。その中での決断。早すぎる。
私はどう考えても責任逃れだと思う。確かにその責任は重い。そして逃げる選択も十分理解できる。
しかし今日の記者会見を見ているととても重い責任を背負って決断したような表情ではなかった。
球児には開催できなかったことを謝って欲しかった。それだけ球児は3年間野球に打ち込んできたのだ。甲子園を目指してきたのだ。それをたとえコロナウイルスという外的影響であったとはいえその機会を2度も奪ったことに何らかの態度をしめしてもよかったのではないか。
私から見るとあまりにも大人が簡単に「命」という言葉を使って簡単に中止を決定したと言わざるを得ない。
またスポーツの力を見せる機会がなくなった。そして多くの希望を奪われた1日だ。