ある番組でコメンテーターが「しゅうそくには2つあって一つは『終息』、もう一つは『収束』」という話をしていた。
まさに今そのどちらで動き出すのかを注目しなければいけないと思います。
『終息』は完全に終わらせること、『収束』はある程度収まること。
そりゃ『終息』から始められるのが理想です。しかしこの状況を考えると『終息』から始めるとなるといつから始まるかまったくわかりません。
日本では海外よりもウイルスの感染者をうまく抑えていると思います。優秀といっていいと思います。しかし患者数は増えています。「今後感染者ゼロが1週間続く日」なんていつ訪れるかわかりません。
そう考えた場合『収束』をある程度考えないとこのまま止まったままになります。
経済が止まって約1か月が経過しようととしています。
爆発的感染を避けながら経済を再開させる。非常に難しいことです。しかしそこにチャレンジ(いかないと)していかないと、このままグズグズすると世界に遅れてしまう可能性があります。
波を穏やかにする、これはある意味日本人の得意分野かもしれません。しかし海外はこの危機を乗り越えそうだと思ったら思い切った策を打ってくるでしょう。そこに日本がグズグズ何もせずに指をくわえて待っているだけだとそれこそ立ち遅れるだけです。
プロ野球は延期になっている開幕を1か月後の4月24日にしたいというひとつの指針を出しました。おそらくJリーグもそのあたりに持ってくるでしょう。ほかのスポーツも追随する可能性が高いです。
もう1か月・・・このまま停滞していいのかということと、しかし決して爆発的感染を防がなければいけない・・・このジレンマを解消できるアイデアが欲しいです。