C大阪U23vs.FC東京U23
〜試合前〜
【ゲーム見どころ&ストーリー】
J3は今季残り3試合。直接昇格には関係のない両チームだが今季の個々の成長、来季さらなる上のステージを目指す若い選手たちのアピールは最後まで続く。
試合のポイントとしては両チームの持ち味を出せるのかはもちろん、セレッソは今季ガンバ、F東のU23相手は通算1勝2敗と負け越している。気を引き締めて試合に入り、先制点を奪い良い意味での気持ちの余裕も持って試合運びができるか。F東は常に高い位置でボールをキープしてセレッソDF陣を押し込めて有利に運んでいきたい。
【チーム分析】
C大阪U23は高いプレスからショートカウンターを狙うスタイルで今季はここまで過去最多タイの勝ち点をあげている。大熊監督も昨季より年齢が若いチームながらこの成績は選手が成長している証拠と語っていた。
前節も2位の藤枝相手に耐えて後半ATにゴールをあげ勝ち点3を獲得している。
FC東京U23
こちらはフィジカルの強いFWをいかすべくCBからのロングフィードや細かいパスのつなぎからサイドに渡してクロスを主体に攻撃をしてきた。こちらは各年代の代表クラスの選手がトップチームでプレーしておりJ3では下位に位置しているがそれでも終盤に来て勝ち点を伸ばし順位を上げてきている。
前回快勝したセレッソ相手に勝利してさらに勝ち点を伸ばせるか。
【注目選手とその理由】
セレッソ 29 中島 元彦
今季は2トップの一角、ボランチ、そしてサイドハーフと様々なポジションでプレーし幅を広げた。ドリブルからの仕掛けもできるし、どの位置からもシュートが打てるユーティリティプレーヤーになりつつある。トップチームの練習にも参加しており来季はさらに上のカテゴリーを目指していきたい。
FC東京 24 原 大智
今季はJ3で17ゴールをあげて現在J3リーグトップ。チーム総得点の5割近い得点を1人で取っている。序盤はトップで起用されていたがここに来てサイドハーフで起用されるが得点への姿勢は変わらずゴールを量産している。近況でも5試合連続ゴールという成績も残している。190センチの恵まれた体格をもつが、FC東京の攻撃陣は競争も激しくなかなかトップでの出場が難しい。しかし結果を出し続けて来季へステップアップできるか。