C大阪U23vs.熊本
【ゲーム見どころ&ストーリー】
5位のC大阪U23が3位の熊本をホームで迎える中断期間明け初戦のゲーム。
中断期間前の試合を連勝で締めたセレッソと4戦勝ちなしで終えた熊本。その中断期間中、セレッソは相変わらず選手の出入りが激しくチームとしてはなかなか練習できず、個人の成長を重視。一方、熊本は課題の決定力不足解消の為にゴール前での連携を練習していた。
【チーム分析】
C大阪U23
今季20試合で首位と勝ち点差4の5位と素晴らしい成績。他チームへの移籍やトップチームの練習に参加したりしてなかなかメンバーが揃わない中でのこの成績。さらにチーム2位の7得点をあげていたFWの山田が琉球へ育成型移籍となったが安藤、OAの澤上が好調で今節も得点をとればトップへのアピールにもなるはずだ。
熊本
今季はクラブ記録となる6連勝もあり一時は首位に立つも近4戦勝ちなしで順位も3位に転落した。要因は得点力不足。その4試合で2トップのゴールは前節の原のPKのみ。チャンスは作るものの決定力に欠けなかなか点に結びつかない。
中断期間明け初戦、アウェイながら決定力不足の解消と勝ち点3は必須といえよう。
【実況テーマ】
中断期間明け初戦の試合。熊本は中断期間中でしてきたことが試合で出せるかどうか。セレッソは山田が琉球へ移籍してからの初戦。ただ2トップが予想される安藤、澤上が好調で結果を残すことができるかどうか。
セレッソが勝てば3連勝で熊本を抜く。熊本は勝てば5試合ぶりの勝利で藤枝、群馬の結果次第ではあるが首位浮上の可能性も。
【注目選手とその理由】
C大阪U23 40 安藤 瑞季
今季天皇杯に出場して得点も取ってアピールしているが、本人は「前回(3回戦)選ばれなかったので悔しい」と貪欲な姿勢をみせる。昨年からの成長も感じつつさらに同じFWの山田の移籍で刺激を受けている安藤がさらにJ3で得点を取ってアピールを続けられるか。
熊本 9 原 一樹
清水、浦和、京都、北九州、讃岐と渡り歩き今季から熊本に加入。開幕戦でいきなり先発起用され2ゴールをあげ絶好のスタートをきったが第10節で靱帯損傷のけがを負いそこから8試合欠場。2節前に復帰して前節先発起用されPKで久々の得点を記録した。FWがなかなか点を取れない現状を打破すべくベテランがFW陣を引っ張っていきたい。