この前の土日、1ヶ月ぶりぐらいに久々にB.LEAGUEの実況をさせていただきました。
京都ハンナリーズvs.秋田ノーザンハピネッツ。会場は毎年、年一回開かれている京都府の北部、福知山市でした。
この土日、寒波が来るということで相当天気予報とにらめっこする日が続きました。
それはなぜか??
会場へ行くには2つの選択肢がありました。ひとつは電車、もう一つは自動車でした。経路を調べてみると便利なのは断然自動車でした。電車では福知山駅から試合会場まで歩いていくのはそこそこ距離があり、バスも本数がかなり少なくアクセスが非常に難しい感じでした。
車で行く方が良いのですが、週末寒波がくる予報がずっとでていて、雪が降るなどして積もったり道路が凍ったりすると無理…なのでぎりぎりまで判断を迷っていましたが、曇り、降っても雨で路面が凍る確率もさほど高くないということで車で行くことにしました。
この2連戦、京都、秋田ともに前節は強豪チーム相手に1勝1敗、2連勝と結果を残しての対戦となりました。
game1は秋田が試合の序盤から強くいっていたディフェンスが徐々に京都に効いて80-71で先勝。
日曜日のgame2も第3Qまで秋田が11点リードしましたが第4Q序盤に京都が10点連取して1点差に。しかし秋田も逆転までは許さず5点差以内の攻防に。
そして87-86秋田リードの残り1.1秒で秋田にファールがあり京都にフリースローが与えられました。
ここは2本の内1本だけしか決まりませんでしたがそのリバウンドを京都が取ってまた秋田がファール。再び京都にフリースローのチャンスが。そのとき残り0.3秒。
ここで晴山ケビン選手が1本決めて逆転したのです。
ここで私は2本目が決まると秋田がタイムアウトを取ると思ってしまったのです。しかし秋田のベンチを見るとヘッドコーチはタイムアウトを取る気配がありません。
そしてコートに目を向けると2本目のフリースローをボードに当ててわざと外したのです。そしてタイムが0に。試合が終わったのです。
そのときしまった!と思いました。2本目を外すとプレーは続きますからその分タイムは進みます。京都は1本目のフリースローを決めて勝ち越したわけですから、2本目を入れてわざわざ0.3秒を秋田に残す必要はなかったわけです。
それに気づかなかった私…完全に勉強不足でした。
最初から最後まで盛り上がった試合でしたから最後はきっちり決めたかったですが、もったいないことをしてしまいました。
実況に完成はないと良く言われますが、まだまだ勉強が必要だなと感じました。
ただ2戦とも面白い試合でした。次は26日の平日の試合を実況しますのでまたよろしくお願いいたします。